炎を燃やして咆哮する

優しい男の子に恋するのが王道なのよ?」
「勝手に俺の設定を決めるなあああぁぁぁッ!」
「ハーレムアニメの定番なのに。あなたは《男勝り系》ね」
「だから勝手に決めるな!」
「だって、ポニーテールだし、めちゃくちゃ強気なのに実はホラー話が苦手って、榛名そのものじゃない」
「うわーッ! 言うな! 恥ずかしい事言うなぁッ!」
 顔をさらに真っ赤にして春名は慌てて長門の口を塞ぐが、時すでに遅し。
「あ、あの陸奥さん。榛名さんって怖い話だめなんですか?」
「う、うん。昔からね」
「へぇ、じゃあ今年の夏に肝試しやりましょうか?」
「あ、それいいね」
「コラそこの外野! コソコソうるさい!」
 榛名は叫び疲れたのか肩を激しく上下させて呼吸している。そんな彼女に攻撃の手をまったく休めない長門。
「それにほら、『強がりを言っているが本当は主人公に対する好きな気持ちを素直に出せないでいる』。まさにこれじゃない」
「誰が主人公だ! 誰が誰を好きなんだ!」
「あら、主人公はもちろん長谷川君で、榛名が長谷川君の事を好きなのよ」
「長門! テメェ覚悟の上でやってんだろうなぁッ!」
「覚悟の上は覚六覚七覚八覚九???etc」
「うるせえッ! 上るんじゃねぇッ!」
 一人激昂している榛名を無視し、長門は一枚の紙を取り出した。
「ちなみに陸奥と大和、他の艦魂ほとんどがこの《清純派》っていう分類に入るわね」
「そ、そんな、清純だなんて」
「ちなみにこれは各系統に分かれるから必ずしも純粋な女の子という意味じゃないからね大和」
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「そ、そうなんですか」
 少し残念そうな大和だった。
「この《男勝り系》はもう榛名しかいないわね。たぶんこのまま進行するとさらにこの《ツンデレ系》の要素も加わるわね」
「いいなぁ、一人でこんなに要素があるなんて」
「あと他にはこの《委員長系》は祥鳳が該当するわね」
「じゃあ、この《お嬢様系》は瑠璃さんですね。憶測ですが」
「そうね。あとは雰囲気的には伊勢も該当するわね」
「ほんま? うちがお嬢様やなんて嬉しいわぁ」
「そしてこの《お姉様系》は私や扶桑が該当するわね」
「比叡さんも該当しましたよね」
「まぁね。この《天然ボケ系》は???日向かな?」
「でも、日向はこっちの《ロリ系》と組み合わせですよね」
「そうね。この《耳年増系》は???いないわね。これといった者は特に」
「お姉様は色恋ざたの《耳年増系》だと思うけど」
「そう? この《ロリ系》はさっきの日向もそうだけど、純粋に言ったら隼鷹よね?」
「確かに、あれは《ロリ系》の中の分野の一つ、《妹系》ですよね」
「最後にこの《ミステリアス系》。この分野の中でも《内気系》だったら霧島。《無口系》は山城や武蔵が該当するわね」
「どちらかって言うと、武蔵は《ミステリアス系》全ての要素を持ってるんじゃないですか?」
「そうだよね。あの子は不思議かつ電波キャラだよ。きっと」
 考え込む三人に、すっかり忘れられてしまった人物が怒りの炎を燃やして咆哮する。
「ゴラアアアァァァッ! 無視すんじゃねえええぇぇぇッ!」
「あら、忘れてたわ」
 長門は罪のない笑みを向けると、ガルルルと唸る榛名の肩をポンポンと叩き、長門はそんな不器用な恋する乙女に激励をする。
「がんばってね榛名。恋敵は多いけど、私はあなたも応援するわよ」
 キレた。確実にキレた。
 榛名のポニーテールが怒りの炎のようにゆらゆらとダークに華やぐ。
「あ、あらあら」
 さすがの長門も張るなの激怒ぶりに笑顔も引きつっていた。そんな彼女に向かって榛名は怒号を発した。
「ブッ殺すッ!」
 艦魂の標準装備である軍刀を抜刀し、長門に切りかかるが、彼女は紙一重でこれ
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by diaolo | 2013-10-16 16:19
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